先日、社会人4年目で会社の寮で一人暮らしをしている長男からラインで
「今週末の予定は?」と来たので、どうしたのかと思ったら
「無料でコーチング受けたいなと思って」という返信。
あら、どういう風の吹き回しかしらと思いつつ
嬉しくてにんまりしてしまう私。
週末泊まりに来て、日曜日の午前中に1時間半くらい話しました。
最初に話していたところとはずいぶん違う出口に来ましたが
「そうそう、こういう話をしたかったの。」
と最後に言っていました。
社会人4年目って、こういう話をするのにいいタイミングなんだなぁ~
とあらためて実感しました。
社会人になり3年経って、一通りの仕事が出来るようになり
後輩も出来て、一人前になった感じがする時期。
同時に、ここからどうしていこうかと一旦立ち止まり考えるタイミングでも
あると思いました。
自分の夢、ビジョン
自分の強み、弱み、
自分の進みたい方向
自分の大事にしたいこと
わかっているようで、自分のこと案外わかってなくて、
そのことにぼんやり気づく時期なのでしょう。
こんな時に、ただ好奇心をもって話を聞いてくれる人が傍にいれば、
話しながら自分の思いに気づいていくことが出来るのだと思いました。
丸3年経った社員向けの研修、ニーズに合ったものが出来そうな気がする♪
2018年11月18日日曜日
2018年10月20日土曜日
サンプルセッションの感想
先日、サンプルセッションを終えたクライアントさんが言った
「自分には、軸がないと思っていたけれど、軸がない訳じゃない。
探究してなかっただけ」※
という一言がとても印象的でした。
そして、たくさんのクライアントさんと接してきて
コーチとしては、それはとても実感のある言葉です。
コーチングという場を持つまでは、
「本当は自分はどう思っているんだろう?」
「本当の自分はどうしたいんだろう?」
というようなことを、じっくり探究する機会がありません。
日々忙しく、自分自身に向き合う時間も心の余裕もないことが多いのです。
そのため「自分には軸がないのではないか」と不安に思うクライアントさんも
多いのですが、決して、決してそんなことはありません。
じっくり話をしていくうちに、その人が大事にしていることを話だすと
声が響きだし、本来のその人が立ち現れてきます。
それは、安心できる環境で、好奇心を向けられながら話すことで
自分のコア(中心)に触れることが出来るという感じです。
その自分に触れて、自分の大事にしていることが分かってくると
自分のことを信じられる、自分を肯定できるようになります。
「好き」というより「受け入れる」「そのままを認められる」
という感覚でしょうか。
そんな瞬間に立ち会えるのはコーチ冥利に尽きます。
何年やっても飽きないどころか、ますます惹かれている今日この頃です。
※コメントはクライアントの許可を頂いて掲載しています。
写真:福岡県糸島市 桜井二見ケ浦(夫婦岩)
「自分には、軸がないと思っていたけれど、軸がない訳じゃない。
探究してなかっただけ」※
という一言がとても印象的でした。
そして、たくさんのクライアントさんと接してきて
コーチとしては、それはとても実感のある言葉です。
コーチングという場を持つまでは、
「本当は自分はどう思っているんだろう?」
「本当の自分はどうしたいんだろう?」
というようなことを、じっくり探究する機会がありません。
日々忙しく、自分自身に向き合う時間も心の余裕もないことが多いのです。
そのため「自分には軸がないのではないか」と不安に思うクライアントさんも
多いのですが、決して、決してそんなことはありません。
じっくり話をしていくうちに、その人が大事にしていることを話だすと
声が響きだし、本来のその人が立ち現れてきます。
それは、安心できる環境で、好奇心を向けられながら話すことで
自分のコア(中心)に触れることが出来るという感じです。
その自分に触れて、自分の大事にしていることが分かってくると
自分のことを信じられる、自分を肯定できるようになります。
「好き」というより「受け入れる」「そのままを認められる」
という感覚でしょうか。
そんな瞬間に立ち会えるのはコーチ冥利に尽きます。
何年やっても飽きないどころか、ますます惹かれている今日この頃です。
※コメントはクライアントの許可を頂いて掲載しています。
写真:福岡県糸島市 桜井二見ケ浦(夫婦岩)
2018年10月2日火曜日
ノーベル賞の本庶さんのコメント
昨日の夜は本庶さんのノーベル生理学・医学賞の受賞のニュースを見ていました。
経歴や今をときめく「オプジーボ」の薬のことも知る機会になりましたが
本庶さんのエピソードが流れた時に、ぐぐっと惹きつけられました。
「何が出来るか」に逃げずに、
「何を知りたいか」をぶれずに持ち続けることが何より大事
という言葉が印象に残りました。
ついつい「何が出来るか」役割や成果を期待されて、
そこに意識がいってしまうけれど
自分が「何を知りたいか」の軸をぶれずに持ち続けることが、
自分の辿り着きたいところに行ける大事なところなのだと思いました。
コーチングをしていても同じことを感じます。
ついつい思考は「どうしたらいいか」「何が出来るか」のhowに意識がいってしまいますが
「どうしたいのか」「どうなりたいのか」というwhatを持ち続けることが
その人の軸となり、結果行動につながっていきます。
分かっていても簡単ではないのも実感しています。
だからこそ、コーチングのように自分を内省する時間を持ち、
ぶれない軸を探究する時間が必要なんだと思います。
経歴や今をときめく「オプジーボ」の薬のことも知る機会になりましたが
本庶さんのエピソードが流れた時に、ぐぐっと惹きつけられました。
「何が出来るか」に逃げずに、
「何を知りたいか」をぶれずに持ち続けることが何より大事
という言葉が印象に残りました。
ついつい「何が出来るか」役割や成果を期待されて、
そこに意識がいってしまうけれど
自分が「何を知りたいか」の軸をぶれずに持ち続けることが、
自分の辿り着きたいところに行ける大事なところなのだと思いました。
コーチングをしていても同じことを感じます。
ついつい思考は「どうしたらいいか」「何が出来るか」のhowに意識がいってしまいますが
「どうしたいのか」「どうなりたいのか」というwhatを持ち続けることが
その人の軸となり、結果行動につながっていきます。
分かっていても簡単ではないのも実感しています。
だからこそ、コーチングのように自分を内省する時間を持ち、
ぶれない軸を探究する時間が必要なんだと思います。
2018年9月7日金曜日
朝ドラ「半分青い」のセリフ
関西の台風直撃、北海道の地震と被災が相次ぎ、ニュースを見て心痛む日々です。
少しでも心穏やかに過ごされますように。
さて、今朝の「半分青い」で、友人の正人が律に言うセリフ
「律は、自分のしたいようにする前に、人の期待に応えようとしてしまうところがある」
これは律だけでなく、誰の中にもありがちな心のクセだなぁ~と心に響きました。
私もコーチングに出会うまでは、そういうところが強かったです。
だって、それがいいことだと思っていたから。
そうすることがみんな(自分以外)が幸せになることだと思ったから。
でも、そうやって生きていると、だんだん「誰かのための人生」になってしまい
自分(の意思)がなくなってしまう。
頑張って生きていても「幸せ感」」「充実感」が感じられなくなってしまう。
「あなたは本当はどうしたいの?」
コーチングに出会って、まっすぐに自分に投げられた問い
すぐには答えは出ませんでした。
でも、コーチはあきらめず3か月くらい関わってくれたと思います。
「自分はどうしたいのか?」に意識を向けてこなかった私には
それくらいの時間が必要でした。
まるで、ずっと掘り返されず固く固くなっていた土が、
スコップで少しずつ掘り返されていくような感覚
それまでは、自分に時間を取らせることも悪いことのように思い
「もう大丈夫です」などと言い、中途半端にしてきたのだと思います。
やっと自分に向き合って、「自分はどうしたいのか」の問いと向き合い
出てきたことから行動すると、自分のエネルギーに芯がある感覚(個人の感覚です)
で動けることに気づきました。
これは自分のエネルギーの源泉(やりたい)と繋がっているので、
やり続けても枯渇しないということにも気づきました。
自分の経験もあるからこそ、
そんな風に生きることを心から応援したいです。
「半分青い」ここからそんな人生になっていきそうな律も応援しています♪
少しでも心穏やかに過ごされますように。
さて、今朝の「半分青い」で、友人の正人が律に言うセリフ
「律は、自分のしたいようにする前に、人の期待に応えようとしてしまうところがある」
これは律だけでなく、誰の中にもありがちな心のクセだなぁ~と心に響きました。
私もコーチングに出会うまでは、そういうところが強かったです。
だって、それがいいことだと思っていたから。
そうすることがみんな(自分以外)が幸せになることだと思ったから。
でも、そうやって生きていると、だんだん「誰かのための人生」になってしまい
自分(の意思)がなくなってしまう。
頑張って生きていても「幸せ感」」「充実感」が感じられなくなってしまう。
「あなたは本当はどうしたいの?」
コーチングに出会って、まっすぐに自分に投げられた問い
すぐには答えは出ませんでした。
でも、コーチはあきらめず3か月くらい関わってくれたと思います。
「自分はどうしたいのか?」に意識を向けてこなかった私には
それくらいの時間が必要でした。
まるで、ずっと掘り返されず固く固くなっていた土が、
スコップで少しずつ掘り返されていくような感覚
それまでは、自分に時間を取らせることも悪いことのように思い
「もう大丈夫です」などと言い、中途半端にしてきたのだと思います。
やっと自分に向き合って、「自分はどうしたいのか」の問いと向き合い
出てきたことから行動すると、自分のエネルギーに芯がある感覚(個人の感覚です)
で動けることに気づきました。
これは自分のエネルギーの源泉(やりたい)と繋がっているので、
やり続けても枯渇しないということにも気づきました。
自分の経験もあるからこそ、
そんな風に生きることを心から応援したいです。
「半分青い」ここからそんな人生になっていきそうな律も応援しています♪
2018年8月29日水曜日
10月号の女性誌「CLASSY」に載りました
昨日発売のCLASSYに「コーアクティブ・コーチ」として載っています。
後ろの特集「働く女性のためのキャリアアップ・スクールガイド」の中の1コマです。
このご縁は、このホームページからのお問合せからでした。
この企画担当の方が、お問い合わせから連絡をくれたのですが、
そのメールの内容が「私のホームページを隅から隅まで読んでくれたんだな~。」
というのが伝わる内容で、そこがCLASSYの読者層が求めているものと合っているので、載せませんか、と言ってくれました。
それでも、即決は出来ず、一度実際に担当者の方とお会いしてお話しました。
そうしたら、思っていたより若い女性で、真っすぐでとっても熱心なんです。
そして、この企画にものすごく熱があり、いいものを作るために時間もエネルギーも惜しまない意欲に心打たれてしまいました。
2時間くらい熱く語り合った後で「ぜひ載せさせてください!」という言葉が私の口から出ていました。
そんな素敵なご縁が作ってくれたCLASSY掲載、今までコーチングを知らなかった人にも届くことを願っています。
後ろの特集「働く女性のためのキャリアアップ・スクールガイド」の中の1コマです。
このご縁は、このホームページからのお問合せからでした。
この企画担当の方が、お問い合わせから連絡をくれたのですが、
そのメールの内容が「私のホームページを隅から隅まで読んでくれたんだな~。」
というのが伝わる内容で、そこがCLASSYの読者層が求めているものと合っているので、載せませんか、と言ってくれました。
それでも、即決は出来ず、一度実際に担当者の方とお会いしてお話しました。
そうしたら、思っていたより若い女性で、真っすぐでとっても熱心なんです。
そして、この企画にものすごく熱があり、いいものを作るために時間もエネルギーも惜しまない意欲に心打たれてしまいました。
2時間くらい熱く語り合った後で「ぜひ載せさせてください!」という言葉が私の口から出ていました。
そんな素敵なご縁が作ってくれたCLASSY掲載、今までコーチングを知らなかった人にも届くことを願っています。
2018年8月27日月曜日
体験学習の面白さ、大変さ
私はコーチとしてコーチングをしていますが
トレーナーとしてコーチングを学びたい人にトレーニングするということもしています。
そこで私たちが伝えているコーアクティブ・コーチングで大事にしていることがあります。それは「体験学習」です。
コーチングについての説明を聞いて「わかる」ことがゴールではなく、
実際に何度もやってみて「できる」ようになることがゴールなのです。
コーチングはコミュニケーションの1つです。
コーチングを学ぼうとする人は、既にそれぞれに独自のコミュニケーションの癖をもっています。
そのためコーチングを学び実践してみても、そこから学ぶものはそれぞれ違ってきます。
例えば、おしゃべりな人は自分が話すのを我慢して、相手に好奇心を持つことを学び、
引っ込み思案な人は勇気を持ってもう一歩突っ込んだ質問をすることを学びます。
その積み重ねを経て、安心して本音が話して聞けるようなコミュニケーションを体得していきます。
このプロセスに人の本質的な変化があります。
私たちはどうしても「やり方」を学ぼうとしてしまいますが
それは表面的であるため、うまくいかず役に立たないと思い使わなくなってしまいます。
コーチングを体得すると「あり方」が変わるので、普遍的にライフスキルとして使えて、それが人生を変えていきます。ここに立ち会うことが出来るのはコーチの醍醐味です。
ただ、これはエネルギーの要ることなんです。
自分が変わることは簡単ではないですよね。
私自身、今課題に思っていて、向き合い続けているところがあります。
諦めなければ可能性はあると信じて継続努力中です。
2018年7月14日土曜日
28年目の結婚記念日に
すっかりご無沙汰してしまいました。
今日7月14日は結婚記念日で、1990年に結婚したので、
今年で28年経ちました。
二人の子供を産み、育て、途中海外にも住み、既に一人は社会人として巣立ち、、、
と28年の月日の長さを思い返しているのですが、
この28年見守り続けてくれている家電があるのです。
この炊飯器、1990年のHITACHI製です。
イマドキの炊飯器とは随分違うまさにレトロな佇まい。
でも、これはまだバリバリ現役で、毎晩美味しくご飯を炊いてくれます。
実家の炊飯器はこの間に4台くらい代わっています。
それでも、親がくるといつも
「あなたのところのこの炊飯器は美味しく炊けるわね。」
というので、まだまだ新しいものには負けない炊き上がりなのです。
いつまで使えるかわからないけれど、大事に使い続けようと思っています。
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