2020年6月14日日曜日

「イラっとした」その奥には・・・

このところ、日経新聞などにも続けて取り上げられていることが多いからか
コーチングの需要が高まっているように感じます。

コロナ禍で、この先の自分のキャリア、人生をどうしようかと
一人一人があらためて見つめる機会になっているとも感じます。


あらためて、コーチングってなんだろう?
コーチングって自分のキャリアや人生を考えるのにどう役に立つんだろう?

そんな問いを持たれる方も多いかもしれません。

コーチングの場は、コーチが評価判断なく好奇心を持って聞いてくれることで
自分自身が「本当はどう思っているか」をじっくり内省することができます。

そのため、単なる頭の整理にとどまらず、自分自身に対する
いろんな気づきや発見があります。


例えば、ある人に対して「イラっとした」という経験をしたとします。


大人になってからは「人のことを悪く思っていはいけない。」
「人の悪口を言ってはいけない。」と教育され、そう思っているので
「イラっとした」と一瞬感じても、それを無きものにして日々を過ごしていきます。

でも、コーチングではこういうところに自分を知るきっかけがあるので、
この「イラっとした」感情を深堀していきます。

すると「イラっとした」その奥には

Aさんは、親からしてはいけないと教えられ、自分はしないようにしていることを、自由にしているその奔放さが許せなくて「イラっとした」のかもしれません。
本当はありのままの奔放さを出したい、我慢している自分に気づくのかもしれません。

また、Bさんは「自分がこんなにしてあげたのに」感謝の一つもない、その態度に「イラっとした」のかもしれません。
「こんなにしてあげたのに」という言葉から、自己犠牲で行動していることに気づき、
自分の本心は何なのかに気づくかもしれません。

こんな風に入り口は「イラっとした」ことでも、その奥にある反応は人によって千差万別です。自分自身を知らないと、いつまでも「イラっとした」ことに反応してしまいます。
自分のくせに気づき、どうするかを自分で選択できるようになると、次からは同じことにイラっとしなくなります。

私も、もう何年もクライアント経験もしてきていますが、未だに自分への発見の連続です。それだけ、人は伸び代があるんだと、前向きに捉えています(苦笑)


コーチングは人生を最短距離で進ませてはくれないかもしれませんが、
味わい深く、自分ならではの人生を歩ませてくれる助けになると実感しています。


気になった方はトライアル・セッションを試してみてください。
自分の可能性にちょっと好奇心を持ってみませんか。

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